自転車の発進の練習
一人でペダルを漕ぎながらバランスを取れるようになったら、自転車の発進、つまりペダルの漕ぎ始めの練習をします。
発進はかなり難易度が高いですが、これができるようになれば、、スタートからストップまで自転車の動作を一通り覚えたことになるので、「自転車に乗れるようになった」ということができます。
発進の脚力不足を補う
力を入れやすいように利き足側のペダルを前方の水平より少し上の位置(時計での針でいうと、右足の場合は2時、左足の場合は10時の位置)に移動させてから、一気に踏み込んで発進させます。
このとき、最初は自転車を支えたり、軽く前に押して手伝ってあげるとよいでしょう。
速度が上がってくると自転車がふらつかず安定する感覚を身に付けさせてあげてください。
そのために、初めは完全な停止状態ではなくとてもゆっくり(大人が支えながら)進んでいる状態から速度を上げさせたり、速度がでるまでを大人が手助けしてあげましょう。
少しずつアシスト量を減らすことで、徐々に感覚が身についていくはずです。
ゆるい傾斜がある場所で、下り方向で練習するのも良いでしょう。
少しでも条件のよい場所を選ぶ
子供は脚力があまりないため、スタート時は特に地面のコンディションの影響をうけます。
できるだけスムーズに速度が出せるように、舗装された平らな所またはごく緩い下りで練習しましょう。
発進方法の上達にもやはり個人差がありますので、なかなかできるようにならなくても、辛抱強く練習を続けてください。
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